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地球と電子レンジと建物の『意外な共通点』

■はじめに

私たちの身の回りには、目に見えない「電磁波」があふれています。

太陽の光も、電子レンジのマイクロ波も、そして建物に降り注ぐ赤外線も、すべて電磁波の仲間です。

この「電磁波」という共通点を軸にすると、地球・電子レンジ・建物の温度が変化する仕組みが、驚くほどスッキリ見えてきます。

 

地球と電子レンジと建物の『意外な共通点』

 

■地球と電子レンジと建物の『意外な共通点』―電磁波がつくる“熱”の正体を知ると、遮熱の価値が見えてくる―

1.電子レンジ:特定の電磁波で『分子を直接揺らす』加熱

電子レンジは2.45GHzのマイクロ波を使い、水分子を激しく振動(スリップ)させて内部から一気に温めます。

これは、電磁波の中でもごく限られた周波数だけが持つ“特殊な作用”です。

 

 

2.地球:太陽光と赤外線の“行き来”で温度が決まる

地球は電子レンジのようにマイクロ波で温められているわけではありません。

太陽から届くのは主に可視光と赤外線

地表が温まり、そこから放射される赤外線が大気に吸収され、再び地表へ戻されることで、地球はちょうどよい温度を保っています。

つまり、地球の温度は『熱の出入りのバランス』で決まるのです。

 

 

3.建物:太陽光の“赤外線”が室温を左右する

地球に降り注ぐ太陽光のうち、室温に大きく影響するのは赤外線です。

 

・赤外線を多く吸収する ⇒ 表面温度が上がる

・赤外線を反射する ⇒ 温度上昇を抑えられる

 

ここで重要になるのが「遮熱」という考え方です。

 

 

4.遮熱とは、建物版の“放射コントロール”

遮熱材は、太陽光に含まれる赤外線を効率よく反射し、建物内部に熱が入り込むのを防ぎます。

これは、地球が太陽光と赤外線のやり取りで温度を調整している仕組みに近く、

 

『熱そのものをブロックする』のではなく、

“熱の流れ方”をコントロールする技術と言えます。

 

断熱材が「熱の移動を遅らせる」ものだとすれば、遮熱材は「熱の入り口をそもそも減らす」もの。

両者は役割がまったく違います。

 

 

5.電磁波を理解すると、遮熱の価値が見えてくる

電子レンジ・地球・建物。

一見まったく別の存在ですが、どれも電磁波の影響を受けて温度が変わります。

しかし、

“どの電磁波が、どのように作用するか”

ここを理解すると、遮熱の重要性が自然と見えてきます。

 

・電子レンジ ⇒ マイクロ波で分子を直接加熱

・地球 ⇒ 太陽光と赤外線のバランスで温度が決まる

・建物 ⇒ 赤外線をどれだけ反射できるかで室温が変わる

 

だからこそ、

赤外線を制する遮熱技術は、快適性・省エネ・環境負荷の低減に直結するのです。

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